祭りの初日は、各町内で山車の曳き廻しが行われます。
子どもたちも加わった囃子方の奏でる優雅なお囃子の音色が、独特な祭情緒をかもし出します。
中山道の交差点や旧商業銀行煉瓦倉庫では、山車同士が向かい合ってお囃子を叩き合います。
2日目の午前11時頃に山車が金鑚神社前に整列します。
10基あるうちの8基の山車は、明治5年から大正13年までに建造されたもので、北関東随一の一級品といわれています。
正午を過ぎると、御神幸祭の行列に引き続き山車が出発します。
中山道をゆっくりと巡行するさまは、まさに時代絵巻そのものです。
19時頃、はにぽんプラザにすべての山車が集合すると、辺りは提灯の光と祭りの熱気でクライマックスを迎えます。