盲目の国学者、塙保己一は本庄市が世界に誇る偉人です。記念館では塙保己一の遺品及び関係資料(埼玉県指定文化財)を収蔵展示し、保己一の残した偉業について紹介しています。
【塙保己一とは】
塙保己一は、江戸時代の中頃、延享3年(1746年)に武蔵国児玉郡保木野村(現在の本庄市児玉町保木野)に生まれました。
7歳のときに病気のため失明し、15歳で江戸に出て、当道座(盲人の組織)に入り、検校雨富須賀一に弟子入りしました。
34歳のとき”世のため、後のため”に「群書類従」の編さんを決意し、以後40数年の年月をかけて失われつつある各種文献を収集してまとめた「群書類従」を完成させました。「群書類従」正編666冊、続編1185冊は、現在、日本の文学・歴史等を研究する上で欠くことのできない重要な資料となっています。
また、和学講談所の設立及び運営をし、国学の発展に大きな業績を残しました。
さらに、文政4年(1821年)には、当道座の最高位である総検校に昇進しました。
市内には、記念館のほか、生家(国指定史跡)と墓地があります。
住所 | 〒367-0298 埼玉県本庄市児玉町八幡山368(アスピアこだま内) |
駐車場情報 | 駐車場無料 |
アクセス | 関越自動車道本庄児玉I.C.から車で15分 JR八高線児玉駅から徒歩10分 |
お問い合わせ | 0495-72-6032( 塙保己一記念館) |
ホームページ | https://www.city.honjo.lg.jp/soshiki/kyoikuiinkai/bunkazai/tantoujouhou/exhibition/hanawahokiichi/index.html |
営業時間 | 9:00~16:30 |
定休日 | 月曜日(休日の場合はその翌日) 年末年始(12月28日~1月3日) |
料金 | 無料 |